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ほくろ除去で失敗しない方法は?失敗例、跡が消えない時の対処法まで解説

ほくろ除去で失敗しない方法

生まれつき皮膚にあるほくろや、目立つ部分にできてしまったほくろ。

「これさえなければ、もっと自分に自信が持てるのに」
「ほくろをなくしたい」

このように、ほくろにコンプレックスを抱いている女性は多いものです。
この記事では、ほくろ除去を考えている方へ向けて、

・失敗する可能性や失敗例
・跡が残らない方法
・跡が消えない時の対処法

これらの情報を医師監修の元、分かりやすくご紹介します。

監修者

コッツフォード良枝先生の医師監修この記事の監修医師
コッツフォード良枝
銀座禅クリニック院長。美容外科・皮膚科医師/日本抗加齢医学会専門医。
山梨大学医学部卒業。国際医療センター国府台病院を経て、日本医科大学麻酔科学講座に入局。
メディア出演は多く、フジテレビ『バイキング』、毎日放送『林先生が驚く初耳学!』、テレビ東京『なないろ日和!』など。
クリニック公式サイト:https://www.zenclinic.jp/

ほくろ除去がおすすめの病院

ほくろ除去をしたい場合、全国的に実績のあるところで受けましょう。

東京美容外科」はほくろ除去の口コミで定評があり、無料でカウンセリングを実施しています。

電気メスなどの他の治療よりも治りが早い「CO2炭酸ガスレーザー」を用いて手軽にほくろの除去ができるためおすすめです。

ほくろ除去にはリスクがある?

ほくろ除去のリスク

まず、ほくろ除去に伴うリスクを確認する必要があります。リスクが分かれば施術クリニック選びの参考になるからです。ほくろ除去リスクの代表的な例としては以下の3つがあります。

  1. ほくろ除去の施術後は少なからず傷が残る
  2. 失敗する可能性は「0」ではない
  3. ほくろは再発する可能性がある

クリニックを受診する際、上記3つのリスクについて確認することによって、傷をできる限り目立たず最小限におさえられる可能性が高まります。

ほくろ除去で失敗しない方法①エステではなくクリニックを選ぶ

ほくろ除去で失敗しない方法

エステサロンでも、レーザーや薬剤などでほくろの除去を行っている場合もあります。しかし、ほくろ除去を行う際は、エステサロンではなくクリニックがおすすめです。

クリニックを選ぶべき理由は、ほくろが病気であるかを診断できないからです。仮にほくろが悪性のものであった場合、誤った施術をすると、悪化させてしまう恐れがあります。

大きな失敗を避けるためにも、ほくろの診断や除去は医療的に信頼できるクリニックで行った方がよいでしょう。

ほくろ除去で失敗しない方法②自分に合う跡が残りずらい方法を選ぶ

ほくろ除去で失敗しない方法

ほくろ除去には、ほくろの面積や深さ、大きさによって様々な施術の方法があります。

ほくろの状態によって傷の残りやすさが異なるため、受診するクリニックに自分に適した施術方法があるかも重要です。

今回は傷の残りにくい施術方法3つと、これらに適したほくろの状態をご紹介します。

  1. 炭酸ガスレーザーによる除去
  2. 電気メスによる除去
  3. 切開による除去

1.炭酸ガスレーザーによる除去

炭酸ガスレーザーは、わずかに盛り上がったほくろの除去に適しています。
ほくろの盛り上がり部分を削り、平らにしていく施術方法です。

施術時は局所麻酔を行うものの、メスによる切開と比べると、

・治療時の痛みが少ない
・治療後の傷が目立ちにくい

などのメリットや、肌の組織やほくろの周囲の皮膚にも余計なダメージを与えにくい特徴があります。

2.電気メスによる除去

電気メスによる施術は、炭酸ガスレーザーよりも大きく根が深いほくろの施術に適しています。
メリットとしては、施術中の痛みは少ないことが挙げられます。

一方、デメリットは、施術後は除去した部分が赤くなりやすく肌の白い人ほど目立ちやすい傾向があります。
赤みはおよそ2〜3カ月ほどで落ち着いて、傷跡は少しずつ目立たなくなっていきます。

3.切開による除去

医師が直接メスで行う切開施術は、かなり深く大きめのほくろの除去に有効です。
メリットは、大きなほくろに対し取り残しが少なく、再発の可能性を下げられることです。
デメリットは、除去部分の縫合による化膿を防ぐため、経過観察や消毒、抜糸のために通院が必要なことでしょう。

クリニックのカウンセリングで相談しながら、どの方法を選ぶか決めていくと良いでしょう。

ほくろ除去後に注意すべきこと

ほくろ除去後に注意すべきこと

ほくろ除去部分は、必ず医師の指示に従ったケアを行いましょう。
アフターフォローを怠ってしまうと、傷跡が黒ずんでしまいやすくなり、せっかくの施術を台無しになってしまう恐れがあります。

ほくろ除去後に注意すべきことを3つご紹介します。

UV(紫外線)対策を行う

ほくろ除去部分は、紫外線に当たると黒ずみ(色素沈着)を起こしやすくなります。

・日焼け止めクリーム
・帽子や日傘(顔の場合)
・長袖の上着を着用(腕などの場合)

日焼け止めグッズを利用し、普段よりも入念に紫外線対策をしましょう。
色素沈着を起こした場合はハイドロキノンという美白成分が入ったクリームの利用をすることもあります。
ハイドロキノンには、黒ずみの原因であるメラニンを作るために発生する酵素を抑制する効果があります。

人によっては肌に合わない場合もあるので、使用するのであれば事前に受診したクリニックの医師に相談しましょう。

かさぶたは自然に剥がれるのを待つ

除去部分は傷口ですので、徐々にかさぶたが形成されてきます。
かゆみなどで気になり自分で剥がしてしまうと、色素沈着や跡が残る可能性が高くなります。
自然に剥がれるのを待ちましょう。自然に剥がれるまでには、およそ7〜10日ほどかかります。

除去した部分にできるだけ刺激を与えない

施術によって肌はダメージを受けており、一時的に炎症を起こしている状態です。炎症を起こすと、敏感肌ではない人も肌のバリア機能が低下して刺激に敏感になります。

ポイントは、乾燥、冷水や熱すぎるお湯による刺激などで肌がかゆくなっても擦らないこと。また、強い刺激の化粧品の使用も控えましょう。

例として、日焼け止めは紫外線吸収剤フリーのものの利用がおすすめです。

除去した部分は10日ほど保護テープなどで覆う必要があり、顔などの施術を行ったことを知られたくない場合は注意が必要です。

ほくろ除去の失敗例

ほくろ除去の失敗例

ほくろ除去をする以上は失敗する可能性が存在します。

衣服によって隠せる部分であればほとんど問題はありませんが、実際に施術を受けることを考えている人は、顔などの覆い隠せない部分でお悩みの方が多いはず。

そこで、失敗例についてご紹介します。

ほくろ除去跡に赤みが残ったままになる

ほくろ除去を行うと、治癒の過程でその部分に赤みが残ることが多く、とくに白い肌の人は長引きやすいです。
通常であれば、2〜3カ月で赤みは引いていきます。
もしも半年以上が経過しても赤みが目立つ場合は、クリニックに相談した方が良いでしょう。

除去跡が黒いまま

ほくろ除去跡が黒いまま

(引用:https://takamiclinic.or.jp/column/4406/)

ほくろを除去した部分が黒ずむ場合があります。
主な原因として挙げられるのは、以下の3つの理由です。

1.ほくろが完全に除去されず残っている
2.ほくろが再発している
3.ケア不足が原因で色素沈着を起こしている

残ったほくろ・ほくろの再発は、再度施術を行うことで除去が期待できます。
しかし、色素沈着が起きている場合は、ほくろ除去ではなく色素沈着の治療が必要となります。

除去跡が陥没する・凹みができる

ほくろ除去跡が陥没する・凹みができる

(引用:https://report.clinic/mole/G_3000742/feeluneasy/dr_qa/25134)

ほくろ除去部分が陥没して場合があります。
この場合に考えられるケースとしては、

・1度では取りきれないほくろを無理に1度で処置した
・施術後にできたかさぶたを剥がしてしまう
・医師の判断ではなく自己判断でアフターケアを止める

などが原因として挙げられます。

傷跡に盛り上がりができてしまう

ほくろ除去傷跡の盛り上がり

(引用:https://medicalnote.jp/contents/170206-004-MA)

ほくろ除去によりできた傷跡が盛り上がってしまう原因は、

・肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)
・ケロイド体質
・アフターケアの不足

肥厚性瘢痕である場合、約6カ月〜1年で治ることが多いとされていますが、体質によるケロイド状の傷跡は、長期間残り続ける傾向です。

また、除去後は患部を保護するなどのアフターケアが必要となります。
しかし、自己判断でケアをやめてしまうと、患部が盛り上がりを引き起こしてしまう可能性が高くなるため注意しましょう。

大きな傷跡が消えない

ほくろ除去後の傷跡が消えない

(引用:http://hokurosetujyo.blogspot.com/2016/10/blog-post_12.html)

ほくろの除去の施術方法を3つご紹介しましたが、その中でも切開は、元のほくろよりも大きい傷跡が残ってしまうということがあります。これは、医師の縫合の技術力が原因の一つとして考えられます。

医師の縫合が不十分であった場合、

・傷口が開いてしまう
・しっかりと傷が閉じないまま傷が治癒してしまう

このようなことが起きてしまい、結果的に傷口が大きくなってしまいます。

また、この原因の他にも、「傷が治りにくい体質」によっても起こる可能性あるということも知っておく必要があります。

ほくろが再発してしまう

ほくろの再発の原因は、ほくろの細胞を完全に除去できていないことです。

施術の際、目視にてほくろの細胞の除去を確認するため、肉眼では無くなったように見えても、細胞が残ってしまうことが起こりえます。

もし目視でも確認できるほどのほくろの細胞が残りそうな場合は、医師から必ず説明があるはずです。残念なことにしっかり説明がない場合もあるので、縫合も含め受診するクリニックの医師の技術力にも事前にリサーチをした方が良いでしょう。

ほくろ除去で跡が消えない・失敗した時の対処法

ほくろ除去で失敗したときの対処

自分でクリーム除去で失敗したり、腕の悪いクリニックにあたって跡が残らないことはありえます。

既に失敗してしまってお悩みの方もいるかもしれません。

すべての失敗に有効では無いものの、失敗した際の対処治療は存在します。とくに失敗が起きやすい黒ずみや目立つ傷跡に関しては、以下の治療方法があります。

色素沈着による黒ずみは治療可能

ほくろ除去後に失敗し、色素沈着が起きてしまった場合は、再度クリニックを受診し色素沈着の治療を受ける必要があります。

受診よりも手軽な治療方法は、ビタミン・トラネキサム酸という成分が含まれた薬の服用やクリームを患部に塗り込むこと。またはハイドロキノン・トレチノインを利用することで黒ずみを改善できる可能性もあります。

これらの成分が入った薬品は市販薬にも存在しますが、クリニックを受診し処方してもらうものの方が安全で、より高い効果が期待できます。

傷口が盛り上がるケロイドにはケロイド治療を行う

ほくろ除去後の体質やアフターケアに失敗して患部がケロイドになった場合は、ケナコルト注射という治療方法があります。

ケナコルトはステロイドの一種であり、ケロイドの勢いを抑えることができる効果があります。また、テープを用いて圧迫固定を行うとより効果的です。

目立つ傷跡は再び切開して縫合し目立たなくできる

ほくろの除去が失敗し、大きな傷跡が残った場合、その部分を再び切開して縫合しなおす「傷跡修正」という治療を受けることで傷跡を目立たなくする手段があります。

これは、施術を受けたクリニックで対応していない場合でも、他クリニックにて治療を受けることが可能です。

ほくろ除去で失敗しないための方法まとめ

ほくろ除去をお考えの方へ向けて、以下の情報についてお伝えしました。

・失敗する可能性や失敗例
・跡が残りにくい施術方法
・跡が残ってしまったときの対処

ほくろ除去に失敗する可能性は無くすことはできません。

しかし、失敗のリスクを減らす方法や対処法を知ることでほくろ除去への第1歩を踏み出しやすくなったのではないでしょうか。

すでに失敗してしまったという方も対処できる可能性があるので安心して下さい。

この記事の情報が、あなたを助けるきっかけとなれば幸いです。

監修者
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Name
コッツフォード良枝
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Job Title
医師
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銀座禅クリニック




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