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注文住宅で後悔した失敗例一覧まとめ!よくある共通点とは?

注文住宅で後悔した失敗例

注文住宅は「やってみて失敗だった」と気づくケースが多く、よくある失敗例を事前に把握しておくだけで後悔せずにすみます。

そこでこのページでは注文住宅の失敗談をまとめました。

注文住宅は一般論だけでなく、実際に利用した人の失敗談を見ておくことが大切です。

各項目ごとによくある失敗を一覧化したのでご参考ください。

よくある失敗談から、後悔ランキングまで、このページで全体が分かりますよ。

基本設計・間取りの失敗例一覧

注文住宅で後悔した失敗例

  1. 家族の将来を考えず設計して失敗
  2. リビングと階段を吹き抜けにして失敗
  3. ウォークインクローゼットで後悔
  4. 玄関のサイズと色で後悔
  5. 隣家や道路を考えて設計せず失敗
  6. 大きな窓を作ってしまい後悔
  7. 道路側に窓を作って失敗

家族の将来を考えず設計して失敗

若いときは3階建てに憧れて、注文住宅で3階建てにしましたが、年齢を重ねてくると3階に上がるのが大変な年齢になってきて、久しぶりにきた両親も3階には上がれませんでした。

将来的なバリアフリーという観点からでは、今の時代は平屋でもいいのではないかと思います。

リビングと階段を吹き抜けにして失敗

開放感が欲しかったのでなるべく壁を減らし、リビングや階段を吹き抜けにしたのはいいですが、暖房が非常に効きにくいです。

冷房に関しては吹き抜けな分風も通りやすく、夏場でも比較的涼しいので許容範囲ですが、暖房が効きにくいとそれだけ電気代も多くかかってしまいますし、吹き抜けでももう少し間仕切りは作れば良かったです。

ウォークインクローゼットで後悔、揉めた

玄関のサイズと色で後悔

玄関に土間収納を作りました。子どもの外遊びのおもちゃや乗り物もしまえて重宝しているのですが、もう少し大きくすれば良かったと思いました。外遊び用の乗り物が思ったよりもかさばり、また、BBQ動画も置いているのでパンパンです。

あとは、玄関のタイルをベージュにしたのですが、もっと濃い色にすれば良かったと思っています。薄い色は汚れが目立ち、汚く見えます。綺麗だったベージュもくすんでしまい、失敗したなと思いました。

隣家や道路を考えて設計せず失敗

隣接する家や、道路に面する所の窓はすりガラスにすべきでした。日中、カーテンを開けたいと思っても隣の家が気になったり、道路を気にしたりして開けにくいため、ずっとカーテンを閉めた状態となっています。

すりガラスにすればカーテンを開けても丸見えにならず、外の光を取り入れることができると思います。

大きな窓を作ってしまい後悔

南側のリビングに大きな窓を作りました。

家を建てるときはまわりにあまり家がなかったのですが、建ってみて人通りが増えて窓を全開にしづらくなってしまい後悔しました。

今は目隠しのルーバーをつけましたが、最初からイメージしていれば外壁を高めに作ったりできたんじゃないかなと思いました。

道路側に窓を作って失敗

注文住宅を建てて、失敗したと感じた点は日当たりを優先して、家の南側の道路側に大きな窓を設置したこと。ミラーガラスなので晴れていると外からは見えないのですが、雨の日や夕方になると外からの目線が気になるので早めにカーテンを閉めているので住み心地があまり良くないです。

水まわりの失敗例一覧

注文住宅で後悔した失敗例

  1. キッチンは対面式にすべきだった
  2. 浴室の位置で失敗
  3. トイレと洗面所の距離感で失敗
  4. 4人家族のトイレの数で失敗
  5. 寝室とトイレを遠くして失敗

キッチンは対面式にすべきだった

調理をするのに、リビングに背を向けているから、子どもの様子もわかりにくいです。
また、動線を意識していなかったから、冷蔵庫から食品を出して、調理台におき、調理してっていうスムーズな流れができず、毎回、右往左往してしまいます。

浴室の位置で失敗

お風呂の位置について失敗を感じました。

風呂はすこし入り組んだ奥の部屋に設置するべきでした。

家の玄関からまっすぐと床が伸び、その一番奥がリビングになります。お風呂はそれよりも前の右手の部屋になります。
不都合はないのですが、問題は玄関から見える通路にカーブが一切ないことです。これだと、裸のままで出ていくしかなく、その移動中に玄関にいる客人に裸が見られてしまいます。

トイレと洗面所の距離感で失敗

トイレから洗面所までの距離が少し空きすぎました。

トイレを済ました後、手を洗う時に少し歩かないといけないのが少し面倒くさいと感じました。トイレを出て近くに洗面所を作ったほうが良いと思います。

4人家族のトイレの数で失敗

4人家族で2階建ての注文住宅を建てました。トイレを1階に一つしか作らず失敗しました。
水回りを増やすと金額が増えるのでケチってしまった事で今となれば後悔しています。

2階建ての住宅ならトイレは2階にも必ず必要です。

寝室とトイレを遠くして失敗

年を取って寝室からトイレまでの距離が遠いと億劫になってきます。特に冬場は寝室とトイレはすぐ近いことが理想。

全体のバランスも大事ですが、寝室とトイレの距離感は考えておくべきです。

ハウスメーカー選びの失敗例一覧

注文住宅の失敗体験談

  1. 人から勧められた工務店で失敗
  2. 注文住宅会社の流行りに乗って失敗
  3. ハウスメーカーと気が合わない

人から勧められた工務店で失敗

注文住宅で失敗したと感じたのは工務店選びを適当にしてしまったこと。

人から言われるがままにここが良いと言われてその工務店を選んでしまったために注文住宅を建ててもらったのですが、欠陥住宅を建てられてしまうことが起きました。

人から勧められてすぐに決めるのではなく、自分でどこが良いかしっかりリサーチしてからどこの工務店に注文住宅を建ててもらうか決めるべきです。

注文住宅の流行りに乗って失敗

注文住宅の会社の売りが、開放感のある家づくりということで、通常の家づくりよりも天井高の高い作りになっていました。
そのコンセプトのまま家を建ててもらうことになったのですが、住み始めてみると天井が高いことで電球を変えるときが大変だったり、上の方の収納は、背が高すぎて活用できず、もっと快適に住めることを考えれば良かったと感じます。

流行りやおしゃれよりも実用性が大切です。

ハウスメーカーと気が合わない

建設会社の営業さんと気が合うかどうかが重要だった。

最初に検討していた時建てたいメーカーさんが決まっていたのでそこの住宅展示場に行ったのですが、営業さんと気が合わずこちらの伝えたいことをほとんど理解されていない感じがしていました。
コミュニケーションが取れない苛立ちもありました。

後日、他のメーカの担当さんと話したとき、こちらが希望することをくみ取ってくれてたくさん提案をしてくれたので、建てたいと思っていたメーカーではなかったけどこちらのメーカーさんで家を建ててよかったと思っています。

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その他の失敗例一覧

注文住宅で後悔した失敗例

  1. リビングに階段を配置して失敗
  2. コンセントの位置で失敗
  3. 趣味を取り入れて失敗
  4. テラスを取り入れて失敗

リビングに階段を配置して失敗

リビングルームの中に階段を配置して、家族間のコミュニケーションを取りやすいようにしたが、冬に暖かい風が2階に逃げてしまう。
来客がある際も、リビングを通らないといけないので不便。

階段など柱となる箇所はデザインではなく、利便性を優先した方がよい。

コンセントの位置で失敗

コンセントの位置はよく考えておくべきでした。

右利きなのに左側にコンセントをつけてアイロンがかけづらい。
二段ベッドを置いたら上部にコンセントがあったら良かったと感じたなど。住んでみて気づくこともありました。

趣味を取り入れて失敗

設計の時期には趣味としてハンドメイドをやっていたので、中2階にミシンも置ける1.5畳の部屋を作りましたが、住み始めてから1年くらいでその趣味もやらなくなってしまったのでただの洗濯物を干す部屋になってしまいました。

設計をするときに長期的な視点で考えないといけないし、最近始めたことは取り入れずに間取りを考えた方がいいです。

テラスを取り入れて失敗

嫁が、「1階に洗濯物を干せるスペースがほしい」ということだったので、リビングの横にテラスを住宅を建てる際に作りました。
リビングとテラスの高さを合わせているため、テラスを底上げしていて下にはスペースができています。そのため、梅雨時期になるとその下がジメジメしているせいで、ナメクジが大量発生しています。テラスだけにいるだけには留まらず、リビングまで入ってくることがあるので、テラスを作ったのは失敗したなと感じました。

注文住宅の後悔ランキング TOP9

注文住宅で後悔した失敗例

「注文住宅の後悔ランキング」は、2021年にPR TIMESで発表された調査結果から引用してご紹介します。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000088951.html

※「YouTube不動産 調べ」

注文住宅の間取りで後悔したことランキング

  • 1位 窓の位置
  • 2位 狭いバルコニー
  • 3位 ウォークインクローゼット
  • 4位 リビング階段
  • 5位 WT型シューズクローク
  • 6位 トイレの位置
  • 7位 リビング吹き抜け
  • 8位 広すぎるリビング
  • 9位 大開口の窓

もっとも後悔されているのが窓の位置で、隣家や道路のことをあまり考慮せずに失敗したという事例が目立ちます。

また、ウォークインクローゼットなど憧れの仕様も、実際利用してみて失敗だったと感じる人が多いといえます。

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注文住宅の失敗の共通点とは

注文住宅で後悔した失敗例

注文住宅ではどうしても失敗が起こりますが、共通しているのは「シミュレーション不足」ということができます。

多くの人は「こうなると良いな」という理想を抱くものの、実際に自分が生活した時のイメージが足りず、失敗に陥っています。

失敗の共通点

  • 理想を求め過ぎてしまう
  • シミュレーション不足
  • 験不足

注文住宅で失敗しないためには何よりも実際に住んで、朝から晩まで生活をしている状況をイメージすることです。

失敗しないように注意するより、実際に自分が住んだ時のシミュレーションをする方が効率的でしょう。

住宅は全てを完璧にしようとしてもキリがありません。
細かい情報にとらわれず、大局的な視点で、自分でシミュレーションしながら作り上げていくのがおすすめです。

注文住宅で後悔ばかりにならないためには

注文住宅で後悔した失敗例

  • 自分できちんとシミュレーションする
  • よくある失敗事例を見ておく

注文住宅をする際は、完成した住宅に自分が住み、朝から晩まで行動するシミュレーションを徹底すれば失敗を防げます。

しかしながら、思いもよらないような失敗が起こることはあります。

経験しなければ分からないような失敗については、事前に他の人の失敗談を見ておけば防ぐことは可能です。

後悔しないためには、このページの失敗例をよく見ておくとよいでしょう。

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